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Eメール究極の易経解説ここでは、江戸時代の名著、眞勢中州(ませちゅうしゅう)の『周易釈故』(しゅうえきしゃっこ)から、各卦の卦辞と爻辞を、現代語に意訳してご紹介します。
眞勢中州についてはこのページの下の方に書いています。
一般的な易の本ではあまり触れられない象と辞の関係がとても詳しくわかりやすく書かれていて、易をより面白く理解できることと思います。
言わば究極の易経解説です。
その『周易釈故』は明治から戦前まで早稲田大学から出版されていた漢籍國字解全書の第二巻、第三巻に易経上・下として復刻されていました。
私は古本屋でこの全集本を見つけて購入しました。
今は国会図書館デジタルコレクションで全ページの写真を無償公開しているので、興味のある方は検索してください。

さて、各卦解説の順番は易六十四卦の序次にしたがっています。
まずは01.乾為天=次のページから解説を始めます。
なお下のメニューから選択すればダイレクトに他の卦の解説へも飛べます。

究極の易経解説 メニュー

01.乾為天 02.坤為地 03.水雷屯 04.山水蒙 05.水天需 06.天水訟 07.地水師 08.水地比 09.風天小畜 10.天沢履 11.地天泰 12.天地否 13.天火同人 14.火天大有 15.地山謙 16.雷地予 17.沢雷随 18.山風蠱 19.地沢臨 20.風地観 21.火雷噬嗑 22.山火賁 23.山地剥 24.地雷復 25.天雷无妄 26.山天大畜 27.山雷頤 28.沢風大過 29.坎為水 30.離為火

31.沢山咸 32.雷風恒 33.天山遯 34.雷天大壮 35.火地晋 36.地火明夷 37.風火家人 38.火沢睽 39.水山蹇 40.雷水解 41.山沢損 42.風雷益 43.沢天夬 44.天風姤 45.沢地萃 46.地風升 47.沢水困 48.水風井 49.沢火革 50.火風鼎 51.震為雷 52.艮為山 53.風山漸 54.雷沢帰妹 55.雷火豊 56.火山旅 57.巽為風 58.兌為沢 59.風水渙 60.水沢節 61.風沢中孚 62.雷山小過 63.水火既済 64.火水未済

眞勢中州とは

名は達富、字(あざな)は發貴、中州はその号であり、また復古堂とも号していた。通称を彦右衛門という。
出身は尾張(今の愛知県)で、若い頃より易占を喜び、新井白峨に従い学ぶ。
また自ら研究して得るところがあり、後に大阪に行き、専ら易学を講じる。
その研究の情熱は尽きることなく、ついには『易経』の錯簡譌誤を正し、本文を錯綜して復古易経と唱え、その占験の数々が秀逸だったことから、「二千年にひとりの易者だ」と称えられた。
文化14年2月4日没。64歳。(皇紀2477年・西暦1817年)
『易学階梯』『周易象徴』『周易講義』『周易諺解』『左國占話』『復古堂一家言』などの著作がある。
また、弟子に松井羅州という人がいるのだが、彼が中州の講義を編纂して本にしたのが『周易釈故』である。
以上、漢籍國字解釈全書第三巻「易経」解説より。
『周易釈故』はその後の易を学ぶ者の必読図書となり、明治頃までは流派を問わず多くの易を志す人たちに愛読されていたらしい。
明治から戦前にかけては早稲田大学から「漢籍國字解全書」という全集が発行され、その第三巻、第四巻に「易経」として『周易釈故』が収められていた。
しかし戦後はこの全集自体が出版されることなく、現在は古書店で僅かに流通しているだけである。
私は昭和の終わり頃、易を教わっていた先生から勧められて探していたところ、とある神田の古書店で見つけ、購入した。
読んでみると、現在市販の易の本では曖昧にしかわからなかったことが懇切丁寧にきちんと書いてあり、すんなり呑み込め、とてもよく易を理解できた。
これは凄い!と感動し、多くの人々に易経の面白さをわかってほしくなり、力不足ながらここに現代語に意訳することにした。
なお眞勢中州の墓は、大阪府箕面市の阪急箕面駅から徒歩5分くらいの寒山寺にあるそうです。

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最終更新日:令和04年03月20日 学易有丘会
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