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漢文として楽しむ論語 述而第七 2/37

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述而第七

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2(149) 子曰黙而識之…

子曰、黙而識之、學而不厭、誨人不倦、何有於我哉、

【書き下し】
子の曰く、黙して之を識るし、学んで厭わず、人を誨えて倦まざること、何か我に有るや、

【訳】
先生が仰った。知識があっても自分からは言い出さず黙っている。学ぶことを好んで飽きない。人に教えることに疲れない。このようなことは、私にはひとつもない。

【解説】
識は知識のこと。
これも謙遜の言葉。
他人からこのように思われていても、自分にはそんなことは一切ない、と謙遜しているのだ。

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最終更新日:令和06年08月07日 学易有丘会
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