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漢文として楽しむ論語 郷黨第十 12/18

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郷黨第十

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12(247) 廏焚…

廐焚、子退朝、曰、傷人乎、不問馬、

【書き下し】
厩焚けたり、子、朝より退りて、曰く、人を傷えりや、馬を問わず、

【訳】
厩舎が火事になった。先生は急いで朝廷を退いて帰ってきて、仰った。誰か怪我をしなかったか、と。そして馬のことについては何も問わなかった。

【解説】
古典落語の厩火事はこれを題材にしたもの。
厩は天子諸侯の馬を飼うところ。
孔子が大司寇となった時に魯君の厩が火事になったことがあり、その時のことだろうと云われている。

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最終更新日:令和06年08月07日 学易有丘会
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