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漢文として楽しむ論語 郷黨第十 4/18

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郷黨第十

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4(239) 入公門…

入公門、鞠躬如也、如不容、立不中門、行不履閾、

【書き下し】
公門に入るときは、鞠躬如たり、容られざるが如し、立つときは門に中せず、行くときは閾を履まず、

【訳】
宮廷の門を入るときは、大きな門ではあるが、小さく狭い門を通るときのように、身を屈めて小さくなって入った。門の下に立つときは、その中程は避けた。門を通行するときは、敷居を越えるわけだが、その敷居の上に足をつかず、跨いで越えた。

【解説】
これは孔子が朝参するときの礼容を記す。
公門は君の宮廷のとても大きな門。
鞠躬は身を屈めること。
その頃の門の中央には扉を固定する塚柱があり、人は常に東の扉より出入りした。
おそらく京都御所の建礼門をさらに大規模にした造りだったのではないかと思われるが、その門の扉を開いた部分の中程は君が出入りするところなので、臣はそこを避けて西の方わきを通るものだった。
閾は敷居のこと、敷居を履まないのは日本の礼法にもなっている。

過位、色勃如也、足躩如也、其言似不足者、攝齊升堂、鞠躬如也、屏氣似不息者、

【書き下し】
位を過ぎるときは、色、勃如たり、足、躩如たり、其の言うこと足らざる者に似たり、齊を攝げて堂に升るときは、鞠躬如たり、気を屏めて息せざる者に似たり、

【訳】
君が時々立って外朝を視る場所を通り過ぎるときは、今は君が堂上に居てそこにはいないとしても、必ず敬いの心を以って緊張の面持ちで慎重に歩幅小さく恭しく歩いた。このときに同列の臣から話しかけられることがあっても、慎んで極力話さないようにした。その様子は知力が足りない者のようであった。君命によって堂に上るときは、礼法に則って、階段で躓かないように両手で裳裾を掲げ、身を屈めて小さくなって上った。しかも堂上で至尊の君に間近に会うのに失礼がないようにと、極力息を殺し、まるで息をしない者のようだった。

【解説】
位は門内の衝立の塀の前のことで、君が外朝を視るときに立つ場所。
この時は、君は内朝を視て堂上にいるので、この場所は虚位になっている。
勃如は緊張の様子。
躩如は慎重に歩幅小さく歩く様子。
鞠躬は身を屈めて小さくなる様子。

出降一等、逞顔色、怡怡如也、没階趨、翼如也、復其位、踧踖如也、

【書き下し】
出て一等を降るときは、顔色を逞って怡怡如たり、階を没して趨るときは翼如たり、其の位に復るときは踧踖如たり、

【訳】
君前より退出して、階段を一段降りると、漸く君に遠ざかれることから、顔色は緊張から解放されてホッとしたのか、喜ばしく見えた。階段を下まで降りて、元の場所へ帰るときは、素早く進んだ。最初に他の臣とともに立ち並んだ堂の下の位置に戻ると、元のように敬い謹み立ち並んだ。

【解説】
一等は階段の一段のこと。
怡怡は喜ばしい様子。
趨は素早く進むこと。
元の場所に戻るときは素早く進むことが敬である。
踧踖は敬い謹む様子。

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郷黨第十 各章
10-1 孔子郷党に於いては恂恂如たり、もの言うこと…、
10-2 朝にして下大夫と言うときは、侃侃如たり、上…、
10-3 君、召して擯せ使むるのときは、色、勃如たり…、
10-4 公門に入るときは、鞠躬如たり、容られざるが…、
10-5 圭を執るときは、鞠躬如たり、勝えざるが如し…、
10-6 君子は紺緅を以って飾らず、紅紫は以って褻の服…、
10-7 斉するときは必ず明衣有り、布をす、必ず寝衣…、
10-8 食は精ぐに厭かず、膾は細きに厭かず、食の饐し…、
10-9 席、正しからざれば、坐らず、
10-10 郷人の飲酒に杖者出るときは、斯に出ず、郷人…、
10-11 人を他邦に問うときは、再拝して之を送る、康…、
10-12 厩焚けたり、子、朝より退りて、曰く、人を傷…、
10-13 君、食を賜うときは、必ず席を正しくして、先…、
10-14 大廟に入りて事毎に問う、
10-15 朋友死して、帰る所無ければ、曰く、我に於い…、
10-16 寝るときは尸の如くせず、居るときは容りせず…、
10-17 車に升るときは必ず正しく立って綏を執る、車…、

10-18 色のままに斯に挙がり、翔って後に集まる、曰…、

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最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
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