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漢文として楽しむ論語 學而第一 15/16

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學而第一
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15 子貢曰貧而無諂… YouTube版

子貢曰、貧而無諂、富而無驕何如、

【書き下し】
子貢の曰く、貧しくして諂うことなく、富んで驕ること無くば如何、

【訳】
子貢が質問した。貧しくても諂うことなく、富んでも驕ることないのはどうでしょうか。

【解説】子貢は若かりし時、始め貧しく、後に裕福になった。
普通なら、貧しければ諂い、裕福ならば驕るものだが、子貢は諂いも驕りもしなかった。
これは良いことか悪いことかを孔子に質問した。

子曰、可也、未若貧而樂、富而好禮者、

【書き下し】
子の曰く、可なり、未だ貧しくして楽しみ、富んで礼を好む者にはしかず、

【訳】
先生が答えて仰った。可だ。しかし貧しくても道を楽しみ、裕福であっても礼を好む者には及ばない。

【解説】
可とは合格だが最低ライン。
よく、成績表で優・良・可・不可とあるように、ギリギリセーフといったところ。
人は貧しい時に楽しむべきことがあっても、心が委縮していてなかなか思う存分楽しめない。
貧しくして楽しむ者はその貧しさを忘れて心が広く豊かなものである。
富める時は気が昂ぶって義理を犯しやすいもの。
富んで礼を好む者は、自らその富に執着せず、恭敬節倹にして、善に居ることを安んじ、理に順うことを楽しむ。
諂うことなく驕ることもないというのは、ただ貧富の中にあって、自分を守ることを知っているに過ぎない。
楽しみ礼を好む者は、貧富を気にせず、自分を守ろうとしない。
そういう境地に達していないから、未若だとした。

子貢曰、詩云、如切如磋如琢如磨、其斯之謂與、

【書き下し】
子貢の曰く、詩に云う、切るが如く磋るが如く琢つが如く磨くが如く、それ斯を謂うか、

【訳】
子貢が質問した。詩経には、切るが如く磋るが如く琢つが如く磨くが如く、とあるが、こういうことを言っているのですか。

【解説】
詩経、衛風(えいふう)淇澳(きいく)の篇の詩。
孔子より二百数十年前、周の危機を援けた衛の武公の徳を褒め称える詩の一節。
四字熟語の切磋琢磨のことで、細工職人の工程に、道を学び行うことを擬えたもの。
切るは角細工のために骨を切ること、磋るはヤスリでその切ったところをこすって滑らかにすること、琢つは玉細工のために鑿などで形を作り出すこと、磨くはその作ったものに光沢を出すために磨くこと。
このうちの切磋は、講習討論の学問はすでに精しく修めたとしても、さらに追及してより精しくなろうとすることに擬え、琢磨は、自分自身を省みてよく律し治めているとしても、さらに厳しく自分自身を律し治めることに擬えたのである。

子曰、賜也、始可與言詩已矣、告諸往而知來者、

【書き下し】
子の曰く。賜や、始めて与に詩を言うべきのみ、諸に往くを告ぐるに而も来るを知る者なり、

【訳】
先生が仰った。賜よ、よく気づいた。漸く一緒に詩の話ができるようになったね。キミは過去のことを話せば未来を察知できる人物だ。

【解説】
始めてとは、今こそという意。
子貢が詩経から適切に引用して質問したので、孔子の答えの旨を悟ったことがわかり、その名を呼びかけた。
往くは過去のこと。来るは未来のこと。

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学而第一 各章
1-1 子の曰く、学びて時に之を習う、また説ばしから…、
1-2 有子の曰く、その人と為り孝弟にして、上を犯す…、
1-3 子の曰く、巧言令色、鮮し仁、
1-4 曽子の曰く、吾日に三たび吾が身を省みる、人…、
1-5 子の曰く、千乗の国を道むるには、事を敬しんで…、
1-6 子の曰く、弟子入りては則ち孝あり、出でては則…、
1-7 子夏の曰く、賢を賢として色に易え、父母に事え…、
1-8 子の曰く、君子重からざれば則ち威あらず、学も…、
1-9 曽子の曰く、終わりを慎み遠きを追えば、民の徳…、
1-10 子禽子貢に問いて曰く、夫子是の邦に至るとき…、
1-11 子の曰く、父在ますときはその志を観て、父没…、
1-12 有子の曰く、礼の用は和することを貴しと為す…、
1-13 有子の曰く、信義に近づくときは、言こと復む…、
1-14 子の曰く、君子は食飽かんと求むること無く…、
1-15 子貢の曰く、貧しくして諂うことなく、富んで…、
1-16 子の曰く、人の己を知らざることを患えず、人…、

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最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
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