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漢文として楽しむ論語 學而第一 11/16

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學而第一
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11 子曰父在觀其志… YouTube版

子曰、父在觀其志、父没觀其行、三年無改於父之道、可謂孝矣、

【書き下し】
子の曰く、父在ますときはその志を観て、父没るときはその行うを観る、三年父の道を改むること無きを孝と謂いつ可し、

【訳】
先生が仰った、父が健在のときは、子たる者は父に順うのだから、心のままに事を行うことはできない。したがって、その志の向かうところを観て、その善悪を知る。父が没して後は、子は自分の意志に従って事を行うのだから、行いを観れば、その善悪が明らかになる。父が没して後に子が行う事は、父の意志を受け継ぐところに改めるべきところがあっても、三年の間はこれを改めることがないことを以って、孝だと言える。例えその改めることがよいことだとしても、改めたら孝だとは言えない。

【解説】
父の道とは、父の事。
事と言わずに道と言うは、父を尊びてである。
三年は喪の期間。
父が没して三年間は、子は父の意志をそのまま受け継いで事を行い、よい方向に改めるのもよくない、というのはあくまで道理として言っているまで。
ただし没後すぐに改めれば、父が没するのを待っていたかのようでもあり、それでは孝とは言えない。
しかし、実際には諸事情で没後すぐに改めなければいけない場合もある。
その時は、改めるのは忍びないと思う心があれば、その孝に問題はない。

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学而第一 各章
1-1 子の曰く、学びて時に之を習う、また説ばしから…、
1-2 有子の曰く、その人と為り孝弟にして、上を犯す…、
1-3 子の曰く、巧言令色、鮮し仁、
1-4 曽子の曰く、吾日に三たび吾が身を省みる、人…、
1-5 子の曰く、千乗の国を道むるには、事を敬しんで…、
1-6 子の曰く、弟子入りては則ち孝あり、出でては則…、
1-7 子夏の曰く、賢を賢として色に易え、父母に事え…、
1-8 子の曰く、君子重からざれば則ち威あらず、学も…、
1-9 曽子の曰く、終わりを慎み遠きを追えば、民の徳…、
1-10 子禽子貢に問いて曰く、夫子是の邦に至るとき…、
1-11 子の曰く、父在ますときはその志を観て、父没…、
1-12 有子の曰く、礼の用は和することを貴しと為す…、
1-13 有子の曰く、信義に近づくときは、言こと復む…、
1-14 子の曰く、君子は食飽かんと求むること無く…、
1-15 子貢の曰く、貧しくして諂うことなく、富んで…、
1-16 子の曰く、人の己を知らざることを患えず、人…、

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最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
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