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漢文として楽しむ論語 學而第一 10/16

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學而第一
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10 子禽問於子貢… YouTube版

子禽問於子貢曰、夫子至於是邦也、必聞其政、求之與、抑與之與、

【書き下し】
子禽子貢に問いて曰く、夫子是の邦に至るときに、必ずその政を聞く、これを求むるか、そもそもこれを与うるか、

【訳】
子禽が子貢に質問した。先生(孔子)はどこの国に行っても、必ずその国の政治の相談を受けた。これは先方に求めたのか、そもそも先方から求められたのか。

【解説】
子禽は、姓は陳、名は亢、子禽はその字。
子貢は、姓は端木、名は賜、子貢はその字。
二人とも孔子の弟子。
一説に子禽は子貢の弟子とも。

夫子とは孔子を指す。
古は大夫たる人を夫子と称した。
孔子も魯の大夫だった。
邦は国のこと。政は簡単に言えば政治のことだが、江戸時代までは「まつりごと」と訓じた。
政治は神を祭るときのような正しく清浄な心で行わなければいけないことから、政治を「まつりごと」と言っていたのである。
邪な心で政治を行えば民衆が苦しむことになるという戒めが込められてもいる。
西洋キリスト教社会では神のお告げで書かれたとされる聖書に手を置いて宣誓し、その神が決めた善悪にしたがって政治をするわけだが、そういうのとは本質的に違う。
宗教的なことは棚上げにし、神はただ祭るだけの存在とし、神の意志、お告げとは無関係に、人間の自由な意志判断で政治を行うのが「まつりごと」である。

子貢曰、夫子温良恭儉讓以得之、夫子之求之也、其諸異乎人之求之與、

【書き下し】
子貢の曰く、夫子温良恭倹譲以て之を得る、夫子の之を求むるは、それ人の之を求むるに異なるか、

【訳】
子貢が言った。先生は温良恭倹譲の五つの徳を身につけられているので、自然に先方から求められたのだ。先生が求めたとしても、その方法は他人とはまったく異なっている。

【解説】
温は和らぎ厚いこと、良は安らかで素直なこと、恭は謹みて緩まないこと、倹は収まりて過ぎないこと、譲はへりくだって驕らないこと。
この五つは孔子の盛徳の光であって、人に交わり及ぶところである。
この孔子の徳によって、先方が孔子を求めるのだ。
およそ人を得ることは、必ず求めることがあって後に得るもの。
しかし孔子が政治に関与するのは、孔子の方から求めたのではなく、孔子の徳光が先方におよび、先方から求めたくなるのだ。
普通の人が政治に関与したいときは、誰かの紹介を利用したり、財力や武力を利用して、こちらから求めるものだが、そういうのとはまったく次元が異なるのだ。

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学而第一 各章
1-1 子の曰く、学びて時に之を習う、また説ばしから…、
1-2 有子の曰く、その人と為り孝弟にして、上を犯す…、
1-3 子の曰く、巧言令色、鮮し仁、
1-4 曽子の曰く、吾日に三たび吾が身を省みる、人…、
1-5 子の曰く、千乗の国を道むるには、事を敬しんで…、
1-6 子の曰く、弟子入りては則ち孝あり、出でては則…、
1-7 子夏の曰く、賢を賢として色に易え、父母に事え…、
1-8 子の曰く、君子重からざれば則ち威あらず、学も…、
1-9 曽子の曰く、終わりを慎み遠きを追えば、民の徳…、
1-10 子禽子貢に問いて曰く、夫子是の邦に至るとき…、
1-11 子の曰く、父在ますときはその志を観て、父没…、
1-12 有子の曰く、礼の用は和することを貴しと為す…、
1-13 有子の曰く、信義に近づくときは、言こと復む…、
1-14 子の曰く、君子は食飽かんと求むること無く…、
1-15 子貢の曰く、貧しくして諂うことなく、富んで…、
1-16 子の曰く、人の己を知らざることを患えず、人…、

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最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
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