学易有丘会トップページ九星による吉方凶方カンタン便利!自分でできる無料易占いなるほど!易学入門究極の易経解説漢文として楽しむ論語危険な古代史〜古事記日本書紀のトリッキーな数字の仕掛け聖書と易学〜聖書の作者は古代中国の易学者だった!ブログ〜折に触れ、あれこれ書いてます。コアランの音楽演奏動画など

漢文として楽しむ論語 顏淵第十二 5/24

トップページ 論語序説(朱子による孔子の略歴) 學而第一 爲政第二 八佾第三 里仁第四 公冶長第五 雍也第六 述而第七 泰伯第八 子罕第九 郷黨第十 先進第十一 顔淵第十二 子路第十三 憲問第十四 衞靈公第十五 季氏第十六 陽貨第十七 微子第十八 子張第十九 堯曰第二十

前ページ・顏淵第十二4/24 論語の本を探してみる

顏淵第十二

1/24 2/24 3/24 4/24 5/24 6/24 7/24 8/24 9/24 10/24 11/24 12/24 13/24 14/24 15/24 16/24 17/24 18/24 19/24 20/24 21/24 22/24 23/24 24/24

5(283) 司馬牛憂曰…

司馬牛憂曰、人皆有兄弟、我獨亡、

【書き下し】
司馬牛、憂えて曰く、人皆兄弟有り、我独り亡し、

【訳】
司馬牛が憂えて言った。人には皆、兄弟がいるが、私にはもういない。

【解説】
牛は、兄が乱をおこして死んでしまったことを憂えているのだ。

子夏曰、商聞之矣、死生有命、富貴在天、

【書き下し】
子夏の曰く、商、之を聞けり、死生命有り、富貴天に在り、

【訳】
子夏が牛を慰めて言った。商=私=子夏は、こんなことを聞いた。死ぬも生きるも天命、富貴も貧賤も天命による。どのような境遇であっても、ただ己を修めて順うしかないのであって、死にしても、必ずしも憂うべきことでもない。

【解説】
天、天命とは、人知では計り得ないことを云う。

君子敬而無失、與人恭而有禮、四海之内、皆兄弟也、君子何患乎無兄弟也、

【書き下し】
君子敬して失すること無く、人に与すること恭しくして礼有らば、四海の内、皆兄弟ならん、君子何ぞ兄弟無きことを患えんや、

【訳】
身を保つに敬を以ってして過失がないようにし、人と交わるには恭しく礼を以ってすれば、世界中の人々は皆、兄弟と同じだ。君子ならば、どうして兄弟がないことを憂える必要があるのか。

【解説】
この文中に四海之内という言葉がある。
意は四方の海の内、世界中、といったことだともされている。
しかし、中国大陸で四方の海というのはいささか腑に落ちない。
日本のように、海に囲まれた島国ならば、東西南北の海=四海として、陸地は海の中にあり、そこが人の住むすべての地域すなわち世界だと認識しても当然だろうが、中国の海は東から南にかけてだけで、その大陸の果てに海があって、その海が大陸を囲んでいると認識できたのだろうか、という疑問が生じる。
実はここで言う海とは、最も高い山から出た水が最後にたどり着く最も低い場所のことで、最も低い人々=未開人を指した比喩表現なのだ。
したがって四海とは、四方の未開人、東夷北狄西戎南蛮のことで、四海之内は、未開ではない文明人の世界、という意味なのである。
何を以って文明人、未開人とするのかは、簡単に言えば、漢文で意志の疎通ができるのが文明人、できないのが未開人、ということである。

前・顏淵第十二4/24 ページTOP 次・顏淵第十二6/24

顔淵第十二 各章
12-1  顔淵仁を問う、子の曰く、己に克って礼に復る…、
12-2 仲弓問仁、子の曰く、門を出ては大賓に見うが…、
12-3 司馬牛、仁を問う、子の曰く、仁者は其の言…、
12-4 司馬牛、君子を問う、子の曰く、君子は憂えず…、
12-5 司馬牛、憂えて曰く、人皆兄弟有り、我独り亡…、
12-6 子張、明を問う、子の曰く、浸潤の譖、膚受の…、
12-7 子貢政を問う、子の曰く、食を足らし、兵を足…、
12-8 棘子成が曰く、君子は質ならく已、何ぞ文を以…、
12-9 哀公有若に問いて曰く、年饑して足らず、如何か…、
12-10 子張、徳を崇くして、惑いを弁つことを問う…、
12-11 斉の景公、政を孔子に問う、孔子、対えて曰く…、
12-12 子の曰く、片言以って獄えを折む可き者は、其…、
12-13 子の曰く、訟えを聴くこと、吾れ猶人のごとし…、
12-14 子張、政を問う、子の曰く、之を居いて倦むこ…、
12-15 子の曰く、博く文を学んで、之を約まやかにす…、
12-16 子の曰く、君子は人之美を成す、人之悪しきを…、
12-17 季康子、政を孔子に問う、孔子、対えて曰く…、
12-18 季康子、盗を患えて孔子に問う、孔子、対えて…、
12-19 季康子、政を孔子に問いて曰く、如し無道を殺…、
12-20 子張の問わく、士如何なるをか斯れ之を達と謂…、
12-21 樊遅、従って舞雩之下に遊ぶ、曰く、敢えて徳…、
12-22 樊遅、仁を問う、子の曰く、人を愛す、知を問…、
12-23 子貢、友を問う、子の曰く、忠やかに告げて善…、
12-24 曽子の曰く、君子は文を以って友を会し、友を…、

論語トップ 論語序説(朱子による孔子の略歴) 學而第一 爲政第二 八佾第三 里仁第四 公冶長第五 雍也第六 述而第七 泰伯第八 子罕第九 郷黨第十 先進第十一 顔淵第十二 子路第十三 憲問第十四 衞靈公第十五 季氏第十六 陽貨第十七 微子第十八 子張第十九 堯曰第二十

最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
Copyright Heisei12th〜Reiwa7th(2660〜2685)
(C)2000〜2025 GakuEki-UQkai