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漢文として楽しむ論語 泰伯第八 9/21

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泰伯第八

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9(193) 子曰民可使由之…

子曰、民可使由之、不可使知之、

【書き下し】
子の曰く、民は之に由ら使む可し、之を知ら使む可からず、

【訳】
先生が仰った。民衆は道理に基づいた政策に従わせるべきだ。しかし大多数の民衆は文盲で無学なのだから道理を説明しても理解できないか、場合によっては勘違いして混乱するかもしれない。したがってその理由は説明するべきではない。

【解説】
民は凡民、学のない一般人を云う。
之は道理を指す。
君として凡民を治めるには、道理の当然なる所に由り従って行うことである。
しかし道理の然る故までは、凡民に教え知らす必要はない。
学問と無縁の人に教えるのはとても難しい。
まして往時は識字率がとても低く、民衆の大半が文盲だった。

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泰伯第八 各章
8-1 子の曰く、泰伯は其れ至徳といいつ可からくのみ…、
8-2 子の曰く、恭しくて礼無きときは則ち労かわし…、
8-3 曽子疾有り、門弟子を召んで曰く、予が足を啓け…、
8-4 曽子疾有り、孟敬子之を問う、曽子言って曰く…、
8-5 曽子の曰く、能を以って不能に問い、多を以って…、
8-6 曽子の曰く、以って六尺の孤を託く可く、以って…、
8-7 曽子の曰く、士、以って弘毅ならざるべからず…、
8-8 子の曰く、詩に興り、礼に立ちて、楽に成る、
8-9 子の曰く、民は之に由ら使む可し、之を知ら使む…、
8-10 子の曰く、勇を好んで貧しきを疾むときは乱る…、
8-11 子の曰く、如し周公の才の美有りとも、使し驕…、
8-12 子の曰く、三年学んで、穀に至ざされば、得易…、
8-13 子の曰く、信に篤くして学を好み、死を守って…、
8-14 子の曰く、其の位に在らざれば、其の政を謀らず、
8-15 子の曰く、師摯が始め、関雎の乱、洋々乎とし…、
8-16 子の曰く、狂にして直ならず、侗にして愿ならず…、
8-17 子の曰く、学は及ばざるが如くして、猶これを…、
8-18 子の曰く、巍巍乎たり、舜禹の天下を有って与…、
8-19 子の曰く、大いなる哉、堯の君為ること、巍巍…、
8-20 舜、臣五人有りて、天下治まる、武王の曰く…、
8-21 子の曰く、禹は吾れ間すること無し、飲食を菲…、

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最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
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