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漢文として楽しむ論語 公冶長第五 19/27

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公冶長第五

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19(111) 季文子…

季文子、三思而後行、子聞之曰、再斯可矣、

【書き下し】
季文子、三たび思って而して後に行う、子これを聞いて曰く、再びして可なり、

【訳】
季文子は、何かを行うとき、三度考えてから行った。先生はこの話を聞いて仰った。二度考えたら実行するのでよい。

【解説】
季文子は魯の大夫季孫氏。
文子は孔子より前の人なので、聞くとは伝え聞いたということ。
何かを行おうと思ったとき、その事の是非をつらつら思案して、その是非の答えを出すのが一度目。
しかし未だ考えを尽くしていない部分はないだろうかと、重ねて思案して、最初と同じ答えになったときは、それが最善の答えである。
然るにさらにまた思案して三度に及ぶと、私意がおこり、或いは利害の企みに流れ、或いは自分の性格や習慣によって偏向するので、却って惑いを生じるのである。
したがって孔子はそれを謗り、二度で実行してよいとしたのだ。

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公冶長第五 各章
5-1 子公冶長を謂く、妻あわすべし、縲絏の中に在りと雖も…、
5-2 子、子賤を謂く、君子なるかな若き人、魯に君子無くば…、
5-3 子貢問いて曰く、賜は何如、子の曰く、女は器ものなり…、
5-4 或る人の曰く、雍は仁あって佞ならず、子の曰く、焉ん…、
5-5 子漆雕開をして仕え使む、対えて曰く、吾れ斯れを未だ…、
5-6 子の曰く、道行われず、桴に乗って海に浮かば、我に従…、
5-7 孟武伯問う、子路は仁ありや、子の曰く、知らず、又問…、
5-8 子、子貢に謂って曰く、汝と回、孰れか愈れる、対えて…、
5-9 宰予昼寝たり、子の曰く、朽ちたる木、彫るべからず…、
5-10 子の曰く、吾未だ剛者を見ず、ある人対えて曰く、申…、
5-11 子貢の曰く、我人の我に加えまく欲せざることを、吾…、
5-12 子貢の曰く、夫子の文章は得て聞くべし、夫子の性と…、
5-13 子路聞くこと有りて、未だ之を行うこと能わざれば…、
5-14 子貢問いて曰く、孔文子、何を以ってか之を文と謂う…、
5-15 子、子産を謂く、君子之道四つ有り、其の己を行うこ…、
5-16 子の曰く、晏平仲、善く人と交わる、久しゅうして之…、
5-17 子の玉わく、臧文仲、蔡を居るに、節に山して梲に藻…、
5-18 子張問いて曰く、令尹子文、三たび仕えて令尹と為れ…、
5-19 季文子、三たび思って而して後に行う、子これを聞い…、
5-20 子の曰く、ィ武子、邦道有るおば則ち知あり、邦道無…、
5-21 子陳に在して曰く、帰んなん帰んなん、我が党の小子…、
5-22 子の曰く、伯夷叔斉、旧悪を念わず、怨み是を用って…、
5-23 子の曰く、孰か謂う微生高直なりと、或る人酢を乞う…、
5-24 子の曰く、言を巧くし色を巧くし恭を足すこと、左丘…、
5-25 顏淵季路侍り、子の曰く、盍ぞ各おの爾の志を言わざ…、
5-26 子の曰く、已んなんや、吾未だ能く其の過ちを見て…、
5-27 子の曰く、十室之邑、必ず忠信丘の如き者有り、丘が…、

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最終更新日:令和07年11月06日 学易有丘会
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