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![]() ○ プロローグ T 易の基本 陰と陽 U 易の周辺 五行〜儒教 V 八卦と呼ばれる抽象芸術 その1 W 八卦と呼ばれる抽象芸術 その2 X 易の主役 六十四卦 Y 六十四卦と日本文化 Z 六十四卦の序次=序卦伝・上篇 [ 六十四卦の序次=序卦伝・下篇 \ 男尊女卑と女尊男卑 ] 占い方 Z 六十四卦の序次=序卦伝・上篇 可愛い女の子の話だと、世の男性諸氏は身を乗り出して聞こうとする。しかし易や儒教の話だと、とたんに七面倒臭そうな顔付きになる。これは現代だからというわけではなく、『 そこで、その「序卦伝」の文章を紹介し、かたがた六十四卦各卦の横顔に触れてみることにしたい。 |
序卦伝 上篇1 |
11 故にこれを受くるに泰をもってす、泰とは上下相通ずるなり、物もって通ずるに終わるべからず、何れは否定
12 故にこれを受くるに否をもってす、物もって否に終わるべからず、否塞 13 故にこれを受くるに同人をもってす、人と同じくする者は人望厚きによりて多くの物必ずこれに
14 故にこれを受くるに大有をもってす、大を有する者はもって盈つるに 15 故にこれを受くるに謙をもってす、大を有して能く謙遜なれば必ず
16 故にこれを受くるに予をもってす、予びを得る者には必ず 17 故にこれを受くるに随をもってす、喜びのみにて人に随う者は必ず事件を起こすことあり、
18 故にこれを受くるに蠱をもってす、蠱とは事件なり、事件あれば臨機応変に処理して後に称賛大なるべし、 19 故にこれを受くるに臨をもってす、臨とは大なり、物大なれば然る後に
20 故にこれを受くるに観をもってす、観るに値して後に他者も来たりて合い見る、 |
21
故にこれを受くるに噬嗑をもってす、嗑とは 22 故にこれを受くるに賁をもってす、賁とは飾るなり、飾るを際限なく致して然る後に 23 故にこれを受くるに剥をもってす、剥とは
24 故にこれを受くるに復をもってす、正道に 25 故にこれを受くるに无妄をもってす、妄ら
26 故にこれを受くるに大畜をもってす、物畜えて然る後に養い育てるべし、 27 故にこれを受くるに頤をもってす、頤とは養うなり、空腹養わずして動くべからず、養いて動く時は大いに
28 故にこれを受くるに大過をもってす、物もって過ぐるに終わるべからず、過ぎたるは盲進ありて必ず 29 故にこれを受くるに坎をもってす、坎とは陥るなり、陥れば必ず
30 故にこれを受くるに離をもってす、離とは ※ なお八卦の説明でも触れたが、易が成立した頃は、離の字は「はなれる」ではなく、真逆の「付着する」という意味で使われていた。 以上、上篇三十卦です。 |
最終更新日:令和02年10月31日 学易有丘会
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