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漢文として楽しむ論語 子路第十三 23/30

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子路第十三

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23(325) 子曰君子和而不同…

子曰、君子和而不同、小人同而不和、

【書き下し】
子の曰く、君子は和して同せず、小人は同じて和せず、

【訳】
先生が仰った。人と交わるとき、君子は道理から外れないように義を重んじた上で親睦を図るが、決して私利私欲による悦びやおもねりを以ってすることはない。小人は人と交わるとき、私利私欲による悦びやおもねりを以って近づき、道理や義を蔑ろにする。

【解説】
これも有名な言葉である。
しかし、和に「か」とルビを振り、「わ」と読まないことに違和感を覚える場合もあるだろう。
「わ」としないのは、当サイトが参考にしている江戸時代の本では「か」としているからだ。
江戸時代は漢籍を読むに当たっては漢音至上主義なところがあり、和は「か」と読まれることが多かった。
漢音が漢字の正しい発音、呉音は呉の地方の方言だからである。
日本にはおそらく三国時代に、漢字が呉音と共にまず入ってきて、後に漢音も入ってきた。
通常は呉音と漢音のうちの発音しやすい方で読むことが多く、どっちでもあまり気にはしなかった。
それが江戸時代に漢文研究が盛んに行われると、やがて漢音至上主義の傾向が出てきた。
しかし明治維新で西洋文明が入ってくると、また漢字の音などどうでもよくなり、漢文研究者の意見は無視され、世俗的な呉音で漢籍を読むようになり、現代に至るのだ。
ちなみに論語も江戸時代の漢学者は、語は呉音で「ご」、漢音で「ぎょ」だから、「ろんぎょ」と読むのが正しい、としていた。
当サイトでは、なるべく漢音で読むことにしているが、あまりに違和感が強いものについては現代の慣例に従って呉音で読んでいる。

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最終更新日:令和06年08月30日 学易有丘会
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