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漢文として楽しむ論語 顔淵第十二 3/4

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11(289) 齊景公問政於孔子…

齊景公(せいの けい こう ) ( とう)(せいを)孔子( こう しに)孔子( こう し ) 對曰(こたえて の玉わく)君君(くんは くんたり)臣臣(しんは しんたり)父父(ふは ふたり)子子(しは したり)

【書き下し】斉の景公、政を孔子に問う、孔子、対えて曰く、君は君たり、臣は臣たり、父は父たり、子は子たり、

【訳】齊の景公が政について孔子に質問した。孔子が答えて仰った。君は君としての、臣は臣としての、父は父としての、子は子としての、それぞれの道を尽くすことだ。

【解説】この時、景公は臣下の勢力争いに惑い、太子を立てず、君臣父子の間、みな其の道を失っていた。よって孔子はこのように告げたのだ。

公曰(こうの いわく)善哉(よいことかな )(まことに ) (ごときは )(くんは) ()(くんたら)(しんは) ()(しんたら)(ちちは) ()(ちちたら)( こは ) (ざるが)1ノ(こたら)(いうとも )(ありと )(ぞく ) 吾得( われ えて )食諸(はまんや  )

【書き下し】公の曰く、善いこと哉、信に君は君たらず、臣は臣たらず、父は父たらず、子は子たらざるがごとし、粟有りと雖とも、吾れ得て食まんや、

【訳】景公が言った。素晴らしい。確かに君が君としての、臣が臣としての、父が父としての、子が子としての道に反することをしていれば、食糧が豊富にあるとしても、自分は安心して食べていられない。

【解説】景公はこの言葉を聞いて善しとして感動しても、このように政事を立て直すことはできなかった。景公は太子が定まらないまま卒し、後に臣下の田氏が何度も乱を起こし、やがて齊国は臣下だった田氏に奪われることになった。

12(290) 子曰片言可以折獄者…

子曰( しの の玉わく)片言( へん げん ) (べき )以折(もって さだむ)1ノ(うったえを ) (ものは)其由也(それ ゆうなるか  )與、子路(しろ) (なし )宿(とどむること )(だくを)

【書き下し】子の曰く、片言以って獄えを折む可き者は、其れ由なるか、子路諾を宿むること無し、

【訳】先生が仰った。ひとことで訴えに裁きを下す者は由=子路だ。子路は決断が早く、承諾したことを翌日まで持ち越すことはない。

【解説】子路が人から信用されるのは、その忠信の心を養い積んだからだと云う。

13(291) 子曰聽訟…

子曰( しの の玉わく)(きくこと ) (うったえを)(われ ) (なお/ごとし )(ひとの)也、(かならず)使(しめんか )(なから )(うったえ)乎、

【書き下し】子の曰く、訟えを聴くこと、吾れ猶人のごとし、必ず訟え無から使めんか、

【訳】先生が仰った。訴えを聞いて裁きを下すくことは、私も普通の人と同様にできる。しかし私は、訴えがないようにしたい。

【解説】国を治めることがあれば、必ず訴えを聞かなければならない。としても訴えを聞くことは、その末を治め、その流れを塞ぐことである。しかし民に孝弟忠信の道を教えれば、訴訟は自ずからなくなる。これは基本を正しくして、その源を清めることである。

14(292) 子張問政…

子張( し ちょう) ( とう)(せいを)子曰( しの の玉わく)(おいて )(これを ) (なく )(うむこと)(おこなうに )(これを ) (もってす )(ちゅうを)

【書き下し】子張、政を問う、子の曰く、之を居いて倦むこと無く、之を行うに忠を以ってす、

【訳】子張が政について質問した。先生が仰った。政事は途中で嫌になって放り投げることなく、誠実に行うことだ。

【解説】一説に、子張は仁心が少なく、民を愛する誠がないので、事に倦み、心を尽くさないことがままあるからこそ、こう云ったのだとも。

15(293) 子曰博學於文…

子曰( しの の玉わく)(ひろく ) (まなんで)(ぶんを)(つつまやかにするに )(これを ) (もってせば )(れいを)、亦(べし )(もって ) (ざる )1ノ(そむか)矣夫、

【書き下し】子の曰く、博く文を学んで、之を約まやかにするに礼を以ってせば、以って畔か弗る可し、

【解説】雍也第六25と同文。

16(294) 子曰君子成人之美…

子曰( しの の玉わく)君子( くん しは ) ( なす)(ひとの)(びを )()(なさ )(ひとの)(あしきを)小人(しょう じんは ) (そむく)(これに)

【書き下し】子の曰く、君子は人之美を成す、人之悪しきを成さず、小人は是に反く、

【訳】先生が仰った。君子は他人の美しく善なるところを褒めて勧め、他人の悪しく醜いところには触れないようにする。しかし小人は、その反対のことをする。

【解説】君子と小人では、その情を好むところ、善悪の判断基準も同じではないことが多々ある。

17(295) 季康子問政於孔子…

季康子( き こう し ) ( とう)(せいを)孔子( こう しに )孔子( こう し ) 對曰(こたえて の玉わく)(せいは)(せいなり)也、() (ひきいるに ) (もってせば ) (ただしきを)孰敢(たれか あえて ) (ざらん )(ただしから)

【書き下し】季康子、政を孔子に問う、孔子、対えて曰く、政は正なり、子帥るに正しきを以ってせば、孰か敢えて正しからざらん、

【訳】季康子が政について孔子に質問した。孔子が答えて仰った。政は正しいということ。子(季康子)が何事も先に立って正しく率いれば、誰が敢えて正しくないことをするでしょうか。

【解説】政は正というのは音が同じことにかけているのだが、政という字の本来の意は「強制的に正す」ということ。世の中を悪しきところを正して治めることが政治である。

18(296)
季康子( き こう し ) (うれえて )(とうを ) ( とう)孔子( こう しに )孔子( こう し ) 對曰(こたえて の玉わく)苟子( もし しが )(ざれば )(むさぼら)(いうとも ) (しょうすと )(これを ) ()(ぬすま)

【書き下し】季康子、盗を患えて孔子に問う、孔子、対えて曰く、苟し子が欲らざれば、之を賞すと雖とも竊まじ、

【訳】季康子が国中に盗難が多いことを患いて孔子に質問した。孔子が答えて仰った。もしも子(季康子)が富貴に貪欲でなければ、盗めば褒美を与えて称賛するとしても、恥じることを知って誰も盗まないものだ。

【解説】逆に言えば、子(季康子)=権力の側の者が富貴に貪欲であれば、民を刑罰しても盗みがなくなることはない、ということ。

19(297)
季康子( き こう し ) (といて)(せいを)孔子( こう しに )(いわく)( もし ) (ころして)無道( む どうを)(もって ) (なさば)有道( ゆう どうを)何如( いかん )

【書き下し】季康子、政を孔子に問いて曰く、如し無道を殺して、以って有道を就さば、如何、

【訳】季康子が政について孔子に質問して言った。もしも、道を無視して悪しきことを行う者を殺し、道に順う者の思いを成就させるのはどうだろうか。

【解説】別の解釈として、無道の罪人とされた民のうち、疑わしき者をも殺して衆を懲らしめ、これを以って有道者の妨げを除いて成就させるのはどうだろうか、という意だとする説もある。

孔子( こう し ) 對曰(こたえて の玉わく)() (するに)(せいを)(いずくんぞ ) (もちいん ) (ころすことを)() (ほっして )(よきを)民善( たみ よけん)矣、

【書き下し】孔子、対えて曰く、子、政を為るに、焉んぞ殺すことを用いん、子、善きを欲して民善けん、

【訳】孔子が答えて仰った。子(季康子)は政をするのに、どうして刑殺を主体にするのか、権力の側が善を欲すれば民も感化されて善になる。

【解説】季康子は威を以って民を善に向かわせようと欲したのだが、孔子はその身を以って民を善に向かわせようと欲した。そもそも殺すということは、権力者の言うべきことではない。古より、身を以って教える者は従う、言を以って教える者はは争う、と云われているが、とすれば、殺を以って教えるのは論外である。

君子( くん しの )(とくは ) (かぜなり)小人(しょう じんの)(とくは ) (くさなり)(くさ ) (くわうれば)(かぜを)必偃(かならず ふす )

【書き下し】君子の徳は風なり、小人の徳は艸なり、艸、風を上うれば必ず偃す、

【訳】君子の徳は風であり、小人の徳は草である。草は風が吹けば必ずなびいて伏すように、小人は君徳に感化されるのだ。

【解説】今の世の中でも権力を持つ者と持たざる者は、やはり風と草の関係にありそうだ。

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最終更新日:令和02年09月11日 学易有丘会
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