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漢文として楽しむ論語 學而第一 8/16

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學而第一
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8 子曰君子不重則不威… YouTube版

子曰、君子不重則不威、學則不固、

【書き下し】
子の曰く、君子重からざれば則ち威あらず、学も則ち固からず、

【訳】
先生が仰った。君子は何事も慎重にしなければいけない。慎重でなければ軽く見られて威厳もなく、学問もいい加減になってしっかりと身に入らない。

【解説】
これは、君子の道はおおむねこの如くなることをいう。
君子たる人を論ずるのではない。
不重は慎重ではないこと、軽佻浮薄なこと。
不威は威厳がないことをいう。
威厳がなければ侵し侮られるものである。
学問も心がきちんと固まっていなければ、せっかく教わっても身に入らず、すぐ忘れてしまう。

主忠信、無友不如己者、過則勿憚改、

【書き下し】
忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無れ、過つときは則ち改むるに憚ること勿れ、

【訳】
常に誠を尽くし、人格的に自分より劣った者を友としてはいけない。自分に過ちがあったときは、世間の目を気にせず、勇気を出して速やかに改めなければいけない。

【解説】
主とは一番大事にするべきことといった意。
忠信を一番大事に考えよということ。
忠信とは誠を尽くすこと。
何事であっても誠を尽くすことをいう。
無れとは、自ら戒め止める詞、聖人が人を戒めるのではない。
最後の勿れも同様。
不如己者は、自分よりも劣った者という意。
そんな者を友とすれば、益はなく、損があるだけ。
もし、自分に劣る者が来て、教えを求める時は、謹んでその者を教え導くべきである。
教え導くのではなく、強引に従わせるときは、自分もその者も共に損になるだけ。
過則勿憚改は「過ちを改むるに憚ること勿れ」という訳が有名な言葉。

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最終更新日:令和06年09月06日 学易有丘会
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